通知設定
通知設定は、トリガー実行結果(成功・失敗)を どのチャンネルへ送るか の既定値を管理する画面です。Zemu には「通知設定(送信先)」「通知センター(受信箱)」「受信チャネル(外部からの起動入口)」の3つが別系統で存在し、最初に詰まりやすいのはこの3者の混同です。

概要
通知設定/通知センター/受信チャネルの違い、通知タイミングが上位優先な仕組み、トリガー個別の上書き、プロファイル変更でチャンネル選択がリセットされる挙動など、通知系の混乱しやすい箇所を整理します。
基本
「通知設定」「通知センター」「受信チャネル」は3つ別物
似た名前のため混同しがちですが、Zemu には次の3画面が 完全に別系統 で存在します。
- 通知センター(
/notifications):自分宛の通知を 受け取って読む 受信箱(左の画像)。すべて/未読 のフィルタがある - 通知設定(
/settings/notifications):トリガー実行結果を どこへ送るか の既定値を決める画面(次セクション) - 受信チャネル(
/channels):Slack 等から AIワーカーを起動する入口(送信先設定とは無関係)
「Slack に通知が来ない」と「Slack からワーカーを起動できない」は別問題なので、まずこの3画面のどれを確認すべきかを切り分けてから設定を見ます。

通知タイミング3択 + 4送信先
/settings/notifications のレイアウトは大きく2ブロックに分かれます。
通知のタイミング(ラジオボタン3択):
- すべての実行:成功・失敗のどちらも通知
- 失敗時のみ:実行が失敗したときだけ通知
- 通知しない:通知を送信しない
送信先(トグル4種):
- メール:Zemu 登録メールアドレスへ送信
- Slack:要 受信チャネル経由の Slack 接続プロファイル
- Discord:要 受信チャネル経由の Discord 接続プロファイル
- LINE WORKS:要 受信チャネル経由の LINE WORKS 接続プロファイル
運用例:定期レポート系はタイミング「すべての実行」、監視系は「失敗時のみ」にするとノイズを抑えられます。

「通知しない」を選ぶとメールも止まる(タイミングが上位)
落とし穴:タイミングは送信先トグルより上位 に効きます。
- タイミングを「通知しない」にすると、メールトグルがオンでもメールは送られません
- 「外部チャットだけ無効化したい、メールは残したい」場合は、タイミングは「すべて/失敗時のみ」のままで、Slack/Discord/LINE WORKS のトグルだけオフにします
優先順位の全体像:
- タイミング(すべて/失敗時のみ/通知しない)が大前提
- その上で 送信先トグル が個別に効く
- さらに トリガー個別の上書き設定 があれば、そのトリガーだけ別ルールで動く
アカウント既定とトリガー個別を組み合わせれば「ほとんどのトリガーは失敗時のみ Slack、月次レポートだけ全部メールで」のような運用が可能です。

Slack/Discord/LINE WORKS は接続プロファイルが先 + プロファイル変更でチャンネルがリセット
外部チャットへの通知をオンにするには、先に受信チャネル側で接続プロファイルを作っておく 必要があります。プロファイルが無いとトグルをオンにしても送信先カードが空のまま機能しません。
さらに UI の挙動として:
- プロファイルを変更するとチャンネル選択がリセット される(別ワークスペースのチャンネル一覧と混在を防ぐため)
- Slack / Discord はサービス側のチャンネル一覧から選ぶ(手入力ではない)
- LINE WORKS は API でチャンネル一覧が取れない場合があり、その時はチャンネル名を手入力
設定後の検証:保存して終わりにせず、代表的なトリガーを 1 回手動実行して、設定したプロファイル × チャンネルに通知が落ちることを確認してください。

確認ポイント
「通知設定 / 通知センター / 受信チャネル」の3画面の違いを利用者にも説明できますか?
タイミング(すべて/失敗時のみ/通知しない)が送信先トグルより上位に効くことを把握していますか?
Slack/Discord/LINE WORKS のオンに必要な接続プロファイルが受信チャネル側に作成済みで、プロファイル変更時のチャンネル再選択を運用フローに組み込んでいますか?